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トルドー氏、カナダ首相を辞任へ-メディア報道

rt.com
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カナダのジャスティン・トルドー首相が今週辞任する可能性が高いとロイターが日曜日に報じた。内閣メンバーとの政策の不一致や自身のリベラル党内からの圧力が増大している中での予想される動きだ。トルドー氏はまだ最終決定を下していないと情報筋が明かした。トルドー氏は9年間の任期を終えた後、リベラル党の党首を辞任すると月曜日に発表する予定だとグローブ・アンド・メールが報じていた。カナダの報道によると、トルドー氏が即座に職を辞するか、新しい党首が選出されるまで首相として留まるかは不明だ。リベラル党は今週、移行について協議する予定だという。トルドー氏の辞任は、10月末までに行われる連邦選挙を控えたリベラル党の指導について疑問を投げかけるものだ。トルドー氏は2015年に政権に就き、2019年と2021年にさらに2回の勝利を収めた。初めての2期間で、トルドー氏は上院改革を実施し、米国との新しい貿易協定に署名し、カナダの温室効果ガス排出を削減するための炭素税を導入した。また、大麻の合法化を実現し、行方不明や殺害された先住民女性に関する公聴会を開催し、医療支援による自殺を許可する法律を成立させた。最近の世論調査では、保守党のピエール・ポリエブルが率いる野党にリベラル党が後れを取っていることが示されている。インフレが上昇し、政府の政策が批判される中、野党指導者や一部のリベラル党議員はトルドー氏に4選を目指さないよう促している。トルドー氏の辞任は、トルドー氏の指導力に対する一連の挑戦に続くものだ。昨年12月、副首相兼財務大臣のクリスティア・フリーランドが、米国の関税計画に対する政府の財政戦略を巡る論争を受けて辞任した。大統領選挙で当選したドナルド・トランプは昨年11月、カナダからのすべての輸入品に25%の関税を発表し、経済と政治の緊張を引き起こした。トルドー氏はその月、トランプのマラ・ラゴ邸を訪れ、潜在的な貿易戦争を回避しようとしたが、その努力は裏目に出た。会談後、トランプはソーシャルメディアでトルドー氏を嘲笑し、カナダの「知事」と繰り返し呼び、カナダが米国の51番目の州になることは「素晴らしい考えだ」と示唆した。

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